Photoshopの「生成塗りつぶし」を試してみた
2023/09/12 (火) - 00:00 Design
Photoshop(Beta)で使える生成AIを使ってみました。Stable Diffusionのようにテキストプロンプトを入力し、自然な画像の生成ができるらしいです。
生成塗りつぶしでイッヌを出してみる
さっそく生成AIで浜辺の写真に、浜辺で遊ぶ犬を出してみます。
まず、生成したい場所を選択ツールで選択します。
つぎに、プロンプトに生成したい画像を命令します。今回は「浜辺で遊ぶ犬」と入力し、[生成]ボタンを押してみます。
しばらくすると、画像が生成されました。なんとも、思いの外自然な合成画像が生成されました…。なお、生成した画像は複数パターンが生成され、バリエーションのウィンドウから好きなものを選ぶことができます。
もちろん気に入らなかったら再度プロンプトから命令することで納得行くまで試すことができます。
生成された画像はレイヤーとマスクで管理されます。
生成塗りつぶしの前後を比較します。こちらが元画像で、浜辺には女性しか居ません。
こちらが生成塗りつぶしで合成した画像。犬がいます。
ぱっと見では気が付かないくらい自然に合成されております。
生成塗りつぶしでヌッコを出す
猫派が怒るので猫も出してみよう…ということで、木の上に猫を出現させてみました。木の枝の上を選択ツールで囲み、「猫」とだけプロンプトに記入し[生成]をクリック。
こちらが元画像。
そして、生成された画像がこちら。なんと、猫の手前に木の葉っぱのまで描写されました。これは想像以上にすごいですね…。
猫の色味や影もうまい具合に調整されており、知らない人が見たら「あっ猫がいる」と生成AIで合成された物だと気が付かないかもしれません。
Photoshopでこんな手軽に合成画像ができるなんて、生成AIの凄さには驚かされます。まだベータ版ですが、これからどんどんフィードバックされたり学習したりして、どんどんハイクオリティな合成ができそうですね。
おしまい♥
おすすめ記事
- Chromeで色覚異常の見え方をシミュレーションする
- img要素のwidth/height属性を省いてはいけない(戒め)
- Photoshopの自動選択ツール [被写体を選択] クラウド版を使ってみた
- Photoshopの画像アセット生成で拡大で書き出すとぼやける
- 同人誌やWeb漫画に使える!Adobe Fontsの貂明朝アンチック
トラックバック & ピンバック
- この記事へのトラックバックURI:
- https://weblog.walk-life.me/photoshop_ai/trackback/